GVA TECH株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 俊、以下GVA TECH)は、エンタープライズ向けAI契約書レビュー支援クラウド「AI-CON Pro」に、基準に則さない契約条件をAIが瞬時に検知する「リスク検知機能」を新たに搭載いたしました。
一般的な基準だけでなく、企業が独自に定めた基準に対応するリスク検知機能の提供は、日本初となります。
「リスク検知機能」提供の背景
契約書のレビューをする際に法務担当者が一番不安に感じていることは「リスクの確認漏れ」です。多くの企業では、こうした確認漏れへの対策として複数の法務担当者によるダブルチェック・トリプルチェックを実施していますが、法務担当者のリソースが限られていると、ダブルチェック・トリプルチェックに十分な時間を割けないのが実情です。
多くの企業が抱えるリスクの確認漏れへの不安に対し、企業ごとに異なる「自社基準」での契約書レビューに拘ってきたGVA TECHは、レビュー対象の契約書から自社基準に則さない契約条件をAIが瞬時に検知する「リスク検知機能」を「AI-CON Pro」に追加いたしました。
「リスク検知機能」の概要
AI-CON Proの管理画面から自社の契約条件に則さないリスクワードを登録すると、レビュー対象の契約書に含まれるリスクワードを検知し、Word上の該当箇所を太字で示すことによってアラートを出します。また、11類型48種類の契約書(※1)については、GVA TECHに所属する弁護士が監修した一般的な基準でリスク検知を行うこともできます。
※1.対応類型は以下の通り(2020年9月時点)
NDA、システム開発契約、コンサルティング・アドバイザリー契約、一般業務委託契約、売買契約、人材紹介契約、販売代理店契約、販売店契約、ライセンス契約、情報システム運用保守契約、利用規約
管理画面からリスクワードの登録
今回の新機能は、設定したリスクワードと完全に一致するワードを検知の対象としますが、今後「その他一切の」「その他全ての」「その他すべての」など、類義語も同一リスクとして検知する機能の追加を予定しています(今年10月頃を予定)。
GVA TECHでは、契約書レビュー業務の効率化を進め、テレワークでも円滑に契約書審査業務ができるように、法務部の皆さまを支援して参ります。
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